光と風
あたしは何なの?
そう思った瞬間
生きていることが ふっと軽くなったんだ
必要とされてるの?
独りよがりで馬鹿げた問いの
答えが欲しくて仕方なかった
放っておいても
伸びてゆく爪で
震える喉を掻きむしって
あたしはあたしの意味を探した
次々と訪れる今を
体中で感じていたい
ここだよ ここにいるんだよ
確かに感じる強い鼓動
それだけで価値があると気付くのに
少し時間がかかった
太陽に手をかざして
さあ 光を掴もう
他に誇れるものが
無かったあの頃は
古びて色褪せた傷痕が誇りだった
隠したい気持ちと
気付いて欲しい願いの中で
矛盾を抱えて立ち尽くしていた
放っておいても
伸びてゆく髪は
さらさらと風になびいて
頬をつたう涙を隠した
次々と訪れる今は
いいことばかりじゃないけれど
あたしは 一人じゃないから
追い風だって起こしてみせる
そんな力があるんだと気付くのに
少し時間がかかった
暗闇で目を凝らして
さあ 星を探そう
次々と訪れる今を
体中で感じていたい
ここだよ ここにいるんだよ
確かに感じる強い鼓動
それだけで価値があると気付くのに
時間がかかったけどこれからだよ
太陽に手をかざして
さあ 光を掴もう